こうしす!/作画作業手順 (作業編)

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ここでは、作業を始めるにあたって最低限必要な準備について説明します。

STEP1. 資料の収集と作画打ち合わせ

資料の収集

担当するカットを決めたら、まず資料の収集を行います。 基本的には資料は以下のページにまとめられています。

また、商業アニメとは違い、すべての詳細な設定資料が準備されているわけではありません。基本的にはコンテの絵が「ラフレイアウト」を兼ねています。

しかし、場合によってはカット固有の資料や、3Dレイアウト、レイアウト等が準備されている場合もあります。背景作業が先行している場合、背景のファイルが既にアップロードされていることもあります。資料がファイルサーバーのカットのフォルダに置かれていないか、確認しましょう。

https://file.opap.jp/ws-kosys-ep02/doga?goto=kosys-ep02%2Fdoga

Fileserver-cutfolder.png

「こうしす!#02」→「doga」→「SXX」→「CXX」のフォルダを調べてみて下さい。フォルダが存在しない場合は追加資料が準備できていないということです。

また、一部のシーンについては、コンテと同じフォルダに「演出要望書」が置かれている場合もあります。それも参考にしてください。

必要な資料が不足している場合、Google等でどのようなものか検索してみるもひとつの手です。しかし、画像検索の結果をトレス等はしないようにしてください。また、同名の別物である場合もありますので、確証がなければ作画打ち合わせで確認する方が良いでしょう。


作画打ち合わせ

疑問点の解決や追加資料の授受など、認識をすり合わせる作業は「作画打ち合わせ」で行います。実際の所、作画打ち合わせは省略されることのほうが多いです。しかし、以下の場合は実施するよう心がけて下さい。

  • 鉄道、技術、会社の企業文化、オマージュ関連の要素が含まれる場合
  • 綿密な打ち合わせを希望される場合
  • 参加して間もない場合

打ち合わせは一方的なものではなく、説明に不足がないかを双方でチェックするための作業です。もし、打ち合わせが十分でなかったならば、リテイクが発生しやすくなるという点にご留意願います。打ち合わせを入念に行ったとしても、認識に齟齬が出ることがあります。打ち合わせを実施するかどうかは作画作業担当者に任されていますが、いずれの場合でも実際リテイクが発生したときに「そんなことは聞いてねえよ!」とならないようにしてください。


作画打ち合わせは、JIRAのコメント機能を使用します。もしリアルタイムの打ち合わせが必要な場合は、時間を決めてIRCまたはTwitterで行います。定例の打ち合わせでは議題が多く各カットの打ち合わせまではできないことが多いです。

ここでは、JIRAのコメント欄を使った方法について説明します。

  1. まずは、JIRAの当該作業の課題を開く
    Jira-issue.png
  2. 課題ツールバーから「コメント」ボタンをクリックする
    Jira13.png
  3. コメント欄にコメントを入力し、「追加」ボタンをクリックする
    Jira14.png


打ち合わせの基本的な流れは以下のようになります。

​【作画担当】ある程度既存の資料に目を通した上で、作業開始予告と質問事項をJIRAの当該カットに書き込む。
​  ​「○○日ごろに作業を始める予定です。」
​  「○○の資料はありますか?」
​  「××は△△という認識で正しいですか?」
​  「特に疑問点はありませんが、注意点はありますか?」(など)
  
(ワンポイントアドバイス)
「○○とは何ですか?」だけでは「どこまで理解しているのか」「具体的に何が分からないのか」「なぜその情報が必要なのか」が分からないので適切な返答ができない場合があります。例えば「芋とは何ですか?」と質問されたとしても、どう答えて良いか分かりません。「この芋とはジャガイモですか?サツマイモですか?」「ここのホームページにあるような芋のイメージで正しいですか?」「ここで芋が出てくる演出意図は何ですか?」と具体的な質問をすると、より精度の高い回答が得られるはずです。
​
​ ▼
​
​【演出or監督】返答や追加資料、前後のカットの文脈、その他の注意点や補足事項をJIRAに書き込む
​【作画担当】疑問点があればこの段階で解消する。
​
​ ▼
​
​【作画担当】(必要であれば)ラフを提示して確認を取る。やり直しが面倒になるようなきっちりとしたラフではなく、あくまでも認識をすり合わせるためのラフ。
​
​ ▼
​
​​【演出or監督】(ラフが提出されれば)ラフを確認する。認識にズレを感じた場合はさらに補足的な説明を加えて、ラフチェックを繰り返す。
​
​ ▼
​​
​【作画担当】認識が十分すり合わせられたと感じたら作画作業に入る。

打ち合わせの段階でレベルが高すぎると感じた場合は、担当を降りることも可能です。

STEP2. 作業開始の報告

作業開始を報告するには、JIRAを以下の通り操作して下さい。

  1. まずは、JIRAの当該作業の課題を開く
    Jira-issue.png
  2. 「作業開始」ボタンをクリックする
    Jira09.png
  3. ステータスが「進行中」となる
    Jira10.png


STEP3. 作画を行う

まず、ファイルサーバーから作画用のテンプレートをダウンロードします。

https://file.opap.jp/ws-kosys-common/template/sakuga?goto=kosys-common%2Ftemplate%2Fsakuga%2FSXX_CXX.psd

レイヤ分けのルールは作画用テンプレートに記入されていますので、それに従って下さい。また、既に作画が完了しているカットも参考にしてみてください。

その他、作画に関する注意事項は、こうしす!/動画工程成果物仕様をご覧下さい。


STEP4. 成果物の提出

成果物は、ファイルサーバーにアップロードします。
ファイルサーバーへのアップロードのためには、まずファイルサーバーにログインする必要があります。

https://file.opap.jp/

Fileserver-welcomescreen.jpg

Fileserver-login.jpg

ログインが完了したら、以下の通り、カットフォルダに行ってください。

「こうしす!#02」→「doga」→「SXX」→「CXX」

Fileserver-cutfolder.png

このフォルダが提出フォルダとなります。(フォルダが無い時はフォルダを作って下さい)

提出するファイルをここにドラッグアンドドロップするか、「アップロード」ボタンからアップロードすることでファイルをアップロードすることができます。

また、同時にメモ帳等で「AUTHORS.txt」というテキストファイルを作成し、記入の上同じフォルダにアップロードして下さい。AUTHORS.txtのテンプレートは以下からダウンロードできます。

https://file.opap.jp/ws-kosys-common/template/license?goto=kosys-common%2Ftemplate%2Flicense%2FAUTHORS.txt

すでにAUTHORS.txtが存在する場合は、その中に追記して下さい。

AUTHORS.txtは以下のような書式となっています。

○○太郎:背景作画
○○次郎:キャラ作画
Butameron:コンテ,キャラクター原案
夏野未来:キャラクターデザイン(少佐),キャラクターデザイン(CIO)
るみあ:キャラクターデザイン(祝園アカネ),キャラクターデザイン(垂水結菜),キャラクターデザイン(山家宏佳),キャラクターデザイン(英賀保芽依)
なめたけ:キャラクターデザイン(夢前さくら),キャラクターデザイン(葛城総務部長),キャラクターデザイン(KITS女性社員),キャラクターデザイン(パキラ)
絢嶺るり:キャラクター原案

※1行毎にそのカットに関連した人・役割について「クレジットする名前:役割1,役割2,…役割n」という書式で記入します。
※コンテの担当者はシーンによって異なります。S05、S06、S10、S11のコンテの担当者は「玉虫型偵察器」です。
※キャラデザについては、そのシーンに登場するキャラクターに関連する分だけ記入して下さい。

これがあなたや関連する人々の正式なクレジットになりますので十分に注意してアップロードして下さい。

STEP5. 作業完了の報告

  1. JIRAの自分の担当している課題の一覧を開きます。
  2. JIRAの当該作業の課題を開いてください。
    Jira-issue.png
  3. 課題ツールバーから、「課題の解決」ボタンをクリックして下さい。
    Jira15.png
  4. 課題の解決入力画面が表示されるので、各種項目を入力後「解決」ボタンをクリックして下さい。
    Jira16.png
  5. ステータスが「レビュー待ち」となります
    Jira17.png

STEP6. 演出チェックまたは監督チェック

その場面の担当演出か監督がチェックを行います。チェックが完了したら、演出か監督が「課題の終了」を行います。

リテイクが必要な場合は、ここでリテイク依頼が行われます。リテイク依頼にもいくつかのレベルがあります。

  • 十分良いものではあるが、改善の余地があるので自主リテイクを促す
    実際に出来上がったものを見て、「こうしたら良くなる」というのを思いつく場合もあります。
    この場合、「~すると良いかもしれませんね」などという書き方になります。
  • ギリギリ許容範囲内であるが、余裕があればお願いしたい改善。
    監督や演出としては結構気になるが、視聴者は気にしないだろうというもの。
    余裕があれば改善をお願いしたいが、他の作画を優先していただきたい場合です。
  • 確実にお願いしたいリテイク
    作品の整合性、テーマ、統一性に関わる重要な部分でのリテイクです。


リテイクは気分の良い物ではありませんが、リテイク依頼は、あなたの作品が嫌いだから行うわけではありませんし、能力不足を指摘するものでもありません。むしろ、あなたを信頼し、リテイクを行う能力があると確信しているからこそ依頼できることです。ご協力に感謝します。