OPAP-JP:プロジェクトをスムーズに進行するために

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プロジェクトをスムーズに気持ちよく進行するための心がけや取り決めの一覧です。
この一覧は、主に今後起きるであろう問題を想定して、予防すべく作成したものです。一部には過去の教訓に基づくものも含まれますが、特定の個人を批判する意図はありません。

この一覧は、まだ、正式に決議されたものではありません。もし追加や変更についての提案があれば、お気軽にどうぞ。


目次

共通事項

他のメンバーへの不愉快な言動・行動を繰り返さない

クリエイティブな作業を行う為、意見の衝突はありがちです。しかし、議論は冷静に行いましょう。もし自分の意見が受け入れられなかったといっても、人格攻撃などを行わないようにしましょう。暴言を吐いて良いのはLinus Torvaldsだけです。

また、トラブルを避けるため、セクハラ行為、政治活動、宗教活動、その他の主義思想の宣伝や主張、及び勧誘活動は行わないで下さい。


聞く耳を持つ

話す前に、相手の言葉に耳を傾けましょう。 ネット上のコミュニケーションは難しいものです。語調も、表情もまったく伝わりません。行間を読み過ぎないようにしましょう。

不愉快な言動と感じたからといって不愉快な言動で返してはいけません。個人攻撃や批判に感じたとしても、それは、あなたへの批判ではなく発言者の自己批判かもしれません。悪意はおろか批判の意図さえなく、言葉足らずだっただけかもしれません。課題検討や、あなたには全然関係のない話題の可能性さえあります。もし不愉快に感じたなら、まずは発言者本人に真意を確認し、穏やかに解決を図りましょう。


周囲の活動を著しく阻害する言動・行動を行なわない

制作体制(ワークフローや作業方針、役割分担等)や、その他の議論などについて主張に固執しないで下さい。不毛な議論や、攻撃的または非常識な言動等で、コミュニティを疲弊させることは避けて下さい。


改善提案は積極的に。しかしすべてが採用されることは期待しない

現状のやり方が完璧であるとは考えていません。改善提案は歓迎します。

しかし、それがいくら素晴らしく正しい提案であったとしても、状況によっては実現できないことがあります。 フルタイムの本業の合間を縫って参加している方も多く、既に現状の作業だけで一杯一杯であることが普通です。特に、その制作回の作業が始まってしまった後では提案を受け入れる余裕がないかもしれません。「面倒くさい」と思ったら、余程のことがない限り、それは実現しないことです。(一度実現してもそのうち廃れます)

もし仮にあなたの提案が却下されたとしても、それはその時点の状況が許さないと判断されただけの話です。あなたの意見が悪いわけでも、あなたを否定したわけでもないということをご理解ください。

それでも、ぜったいに必要だと思うものであれば、説得のための議論に時間を割くのではなく、後述の#20パーセントルールを活用して、自らの手を動かしてサンプルとなる成果物を作ってみるというのも良いかも知れません。実物を見ると、それが本当に必要とされているものであれば、人はやる気になるものです。(ただし、それでも却下される可能性はあります)


著作権侵害行為を行わない

他者の絵のトレース、音楽やテキストの剽窃、フリー素材の誤用など、著作権侵害行為は絶対に、絶対に、絶対に!行わないで下さい。

特に作品に著作権を侵害する素材が混入した場合、対応が困難になります。責任と権利の所在は著作権について_(素材等の提供者の皆様へ)に記述の通りですが、著作権侵害が判明した場合は既に公開した作品を削除しなければならず、コメントや再生数は失われてしまうことになります。ですから、最大限の注意を払って、著作権侵害行為を行わないように気を付けて下さい。

演出等の参考資料として、法律で認められた範囲で引用することは構いませんが、画像や動画そのものを掲載するのではなく、当該動画や画像へのリンク等を掲載するほうが無難でしょう。少なくとも公開フォルダやwikiに掲載すると、履歴を削除することが困難になりますので、いずれの場合もご遠慮下さい。


違法行為を行わない

OPAP-JPの内外にかかわらず違法性のある行為は行わないで下さい。

特に著作権を意図的に侵害するような行為は行わないで下さい。OPAP-JPの外であっても、あなたがそのような行為を行っていることが明らかになれば、当然ながらOPAP-JPにも疑いの目が掛かります。十分に注意して下さい。

よくあるのが割れソフトの使用です。他者の創作物(ソフトウェアを含みます)を違法に使用する行為は、クリエイターとしてあるまじき行為です。今はAdobe Creative Cloudが比較的安価に利用できるようになっており、放送大学などを利用すれば合法的に、学生版のソフトウェアが無償または比較的安価に手に入ります。(それでも数万円、数十万円する場合もありますが)


プロジェクトの進行は基本的にメンバー相互の合意形成に基づいて行う

毎回多数決を行う必要はありませんが、メンバー相互で合意形成しつつプロジェクトを進行して下さい。 議論が紛糾した場合、多数決に基づいて決定し、それでも解決しない場合は代表が最終決定を行うことになります。

(ただし、多数決が行われたことは今の所一度もありません。その前に大抵の合意が形成されています)


最終決定権は代表がもつ

最終決定権は代表がもちます。しかし、これは議論が紛糾し進行が滞った場合や、問題が発生した場合に仲裁したり決定を下したりするということです。 平常時は、メンバー相互の合意形成に基づきプロジェクトを進行して下さい。

著作権についての取り決め

以下のページをご覧下さい。


担当作業について

「やりたい人がやりたい事をやりたいだけ担当できる」の原則

このプロジェクトでは、オープンなプロジェクトを目指しています。ですから、「やりたい人がやりたい事をやりたいだけ担当できる」というのが理想的な状態です。 もちろん、現実問題として、スキルなどの問題から、希望通りの担当割りにならないことがあるかもしれません。ある分野ではエキスパートの指示に従わなければならないかもしれません。 それでも、原則としては、誰でも「やりたい人がやりたい事をやりたいだけ担当できる」という状態を保てるよう、全員が心がけてください。


縄張りを作らない

――もし、あなたが「ある作業を独占したい」「他の誰にも手を加えられたくない」と考えているのであれば、このプロジェクトには参加されないことを強くお勧めします。

このプロジェクトにおいては縄張り主義やセクショナリズムは避けるべきものとされています。

ある作業を「担当」するということは、その作業を独占できるということではありません。 このプロジェクトにおいては「やりたい人がやりたい事をやりたいだけ担当できる」というのが大原則だからです。

たとえば、あなたが、ある成果物の初版の作成を担当したからといって、その成果物の修正作業をあなたが担当するとは限りません。あなたの作業が完了した瞬間から、誰か他のメンバーの修正が入るのが普通です。

もしかするとあなたは他のメンバーによる修正に気分を害されるかもしれません。だからといって、自分の担当箇所について合理的な理由(たとえば作業重複を防ぐ等)がないにもかかわらず、改変しないよう希望することは、このプロジェクトにおいては推奨されない行動です。特に、クレジット削除要求をちらつかせながら事実上の強要をすることは避けるべきです。そのような行動は、修正作業をする人の自由を奪うことに他なりません。これは「やりたい人がやりたい事をやりたいだけ担当できる」の原則に反します。

ですから、もしその改変に問題があるなら、その問題点を指摘するか、あなたが再び修正を加えるべきでしょう。(あなたにはその自由があります。)

作業の独占は、最初のうちは良いことづくめかも知れません。効率的に作業を進められますし、拘りも実現できることでしょう。しかし、長期的には悪影響のほうが勝ります。 他のメンバーの関与を排除していると、そのうち「あそこは触れてはいけない領域だ」と誰も関わらなってしまいます。問題点を見つけても、誰も教えてくれなくなることでしょう。 その分野のチェックが手薄になり、結果として、あなたの作業が作品全体の品質の足を引っ張ることになります。

企業ごっこ、お役所ごっこをしているわけではありません。縄張り主義やセクショナリズムは、百害あって一利なしです。 他のメンバーが関与してきたならば、それを排除するのではなく、自らの拘りを実現できるようそのメンバーの作業を支援するのが望ましい行動です。


(注)もちろん誰もが「自分の作品に勝手に手を入れられたくない」という欲求を持っていることを理解しています。しかし、その欲求を乗り越えて「やりたい人がやりたい事をやりたいだけ担当できる」オープンな環境を保とうというというのがこのプロジェクトの重要方針です。


監督・演出は方針決定権とリテイク権を持つ

「やりたい人がやりたい事をやりたいだけ担当できる」の原則があるとはいえ、何を作るかも決められず、誰でも好き勝手に作業をしていれば、1つの作品を創り上げることは困難になります。したがって、作品としての統一性の維持と品質管理を行う担当が必要です。そうした、プロジェクトを進行するための要請に応える形で、監督や演出という役割のメンバーが用意されています。これらの人々は特別な役割があるからといって偉いというわけではなく、メンバーの1人がそのような役割を担っているに過ぎません。

監督・演出の役割は以下の3点に集約されます。

  • 担当分野の方針を決めること
  • 担当分野の作業者に対して、品質目標に達成するよう支援すること
  • 担当分野の成果物についてリテイクするか受け入れるかを決定すること

監督の権限委譲により、音響監督やAパート演出といったように、分野別やシーン別に○○監督や○○演出が設置されることもありますが、最終決定権は監督(全体の監督)がもつことになります。したがって、監督(全体の監督)はパート・分野別の監督や演出の決定を覆したり、頭越しでOKやリテイクを出す権限を持ちます。

ただし、忘れてはならないのは、監督・演出という役割は縄張りのためのものではないということです。役割以前に、メンバーの一人ですから、その役割にかかわらずどの作業でも担当できます。 例えば、音響監督が撮影作業、作画作業、問題点の報告を行っても問題ありません。しかし、音響監督が撮影や作画のリテイクやOKを出すことはできません。リテイクかOKかはその分野を担当する監督・演出の決定によるからです。

ちなみに、よく「監督が作画したカット」「監督が修正したカット」という表現をされることもありますが、このプロジェクトにおいては、作画作業や修正作業そのものは監督の権限に基づいて行っているものではなく、あくまでも一人の参加メンバーとして行っているものです。この点に関しては、誤解を招かないようにしなければなりません。


20パーセントルール

このプロジェクトは少人数体制です。自らの作業や役割を果たすことも大切です。しかし、義務ではありませんが、作業時間のうち20パーセントは、意識して担当作業や役割分担を越えた活動に充ててみて下さい。

  • KAIZEN活動
    あれば便利だと思うような資料の作成や、既存の部分の自主リテイクなど。品質面や作業効率面で改善に繋がる活動全般。
  • 作業支援活動
    もし他のメンバーが困っていたら、相談に乗ったり、作業を支援する。
  • 実験企画
    同時並行で行えるようなミニ企画を進めてみて、新たな方向性を模索してみる。

担当作業以外についてもこき使おうという意図ではなく、あくまでもご自身のモチベーション回復になる範囲で20%の時間を使って頂きたいと考えています。


進捗報告は進捗管理システムに登録する

IRCでの進捗報告には非常に時間を要するため、予め進捗管理システムに登録して下さい。


改善要望は進捗管理システムに登録する

改善要望は忘れてしまいがちですので、忘れないうちに進捗管理システムに登録して下さい。


依頼内容に合意してから、作業の担当を表明する

シナリオ、コンテなどの依頼書(以下「依頼書」)に基づいた作業について、その作業の担当を表明するということは、依頼書の依頼内容に合意したことを意味します。法律上の義務を負うわけではありませんが(納得できなければ担当を外れれば良いだけのため)、担当を表明する前に依頼内容をある程度は確認するようにして下さい。

注意するべき点として、合意により上下関係が発生するわけではありません。依頼者が作業担当者よりも偉いわけではありません。依頼者は作業担当者に対して威圧的な態度で合意を強要しないようにしましょう。また、作業担当者も依頼者よりもスキルがあるからといって依頼者に対して合意を強要しないようにしましょう。


依頼内容に追加や疑義等が生じたときは、依頼者と作業担当者の間で相談し、速やかに新たな合意を形成する

「依頼あるところに拘りあり」です。
例えばコンテの流れ、カットの構図、JIRAやIRCでの個別依頼など、各種依頼にはすべて理由があります。拘りがあるからこそ依頼があります。

ですが、全ての依頼が正しいわけではありません。

  • メンバーの殆どは素人で、しかも人間です。
  • 改悪に繋がる追加依頼を出すこともあれば、担当者の意図をちゃんと汲み取れずに、不適切な依頼を出す場合もあります。
  • スケジュールやスキルに対して要求するクオリティが高すぎるという場合もあります。
  • 依頼の内容が曖昧で、依頼者と作業担当者の間で認識のズレが起きることもあります。


依頼者・作業担当者のいずれも、依頼に問題を感じたり、もっと良い方法を思いついたという場合は、ぜひ依頼者と作業担当者の間で新たな合意を形成するようにして下さい
上記の場合には、依頼者・作業担当者ともに新たな合意を形成する責任があります。合意の形成を一方的に拒絶せず、話し合いによって決めるようにしましょう。いつまでも合意が形成できない場合は、多数決を行い、多数決でも決定できない場合は監督又はOPAP-JPの代表に決定を仰いで下さい。


もし間違っていると思える依頼があったとしても、独断で依頼を変更したり無視したりして作業を進めないで下さい
よかれと思ってやったことであっても、依頼者にとっては、ありがた迷惑になってしまう場合もあります。そうならないためにも、できるだけ事前に依頼者と作業担当者の間で相談して合意を形成してください。
スケジュールが切羽詰まっているような場合でも、事後に必ずその意図や事情を依頼者に説明して、合意を得られるよう務めて下さい。

依頼書に明示されておらず、JIRAやIRCにおいて個別の追加依頼もないような詳細な点については、作業担当者の裁量に任されていることです。 演出の意図を汲んでいただく必要はありますが、それさえクリアすれば、事前相談等は基本的に不要です。(ただし、修正をお願いすることはあるかも知れません)


なお、重要度が高い依頼について、依頼内容に不明確な点や分からない点が少しでもあれば、事前に作業担当者にご相談下さい。
たとえば、「こうしす!」プロジェクトにおいて、重要度が高い内容は以下の点となります。


  • 著作権に関する指示
  • 技術的な正確性が要求されるカットについての依頼
  • 電車が登場するカットについての依頼


リテイク依頼に協力する

せっかく作った素材にリテイク依頼をされるのは誰でも不愉快なものです。しかし良いものを作ることが私達の目的ですから、闇雲にリテイク依頼を拒否することはやめて下さい。リテイク依頼を拒否するのであれば、その理由を論理的かつ冷静に説明して下さい。その結果、やはりリテイク依頼が行われた場合は、リテイクへの協力をお願いします。

しかし、リテイクは絶対ではありません。明らかに無理な依頼であったり、泥沼が予想されるのであれば、断っても構いませんし、別の担当者に引き継ぐこともできます。理不尽な要求からは身を守りましょう。


2週間以上音信不通になった場合は、作業担当を外す(2週間ルール)

担当作業を抱えたまま音信不通にならないで下さい。 事前の連絡なく2週間以上音信不通状態に陥った場合は、自動的にその作業の担当を外すこととなります。


クレジットの掲載について

クレジットには適切な表示を掲載する

作品のスタッフロールなどのクレジットには、メンバーであるかどうかに関わらず、その素材作品の適切なクレジット表示をクリエイティブ・コモンズ 表示 (CC-BY)の条項に沿った形で行う必要があります。


「どこをどれだけ担当したから偉い」「同列扱いは手柄の横取り」ということは考えない

沢山のカットに貢献してくださったメンバーに感謝するのは当然のことです。ですが、「どこをどれだけ担当したから偉い」「同列扱いは手柄の横取り」という議論は不毛なものです。

たとえば、以下の点を考えてみてください。

  • 新規作画を10カット担当した人と、100カットの作画修正を担当した人はどちらが偉いのでしょうか。どちらが目立つようにクレジットされるべきでしょうか。
  • 作画修正担当が、新規作画担当と同列に「作画」としてクレジットされる場合、新規作画担当の手柄を横取りしたことになるのでしょうか。
  • ある特定のカットへの修正が差し戻されたとき、その修正担当者の名前はクレジットから外されるべきでしょうか。

どれも意見が分かれる難しい問題です。 しかし、ハッキリいえば、どうでも良い不毛な議論です。

大切なことは、みんなで1つの作品を作っているということです。 1カットであれ、10カットであれ、100カットであれ、それが新規作画であれ作画修正であれ、そのメンバーができる限りの貢献をしたということが重要です。

どれだけ小さなものでも、ひとつひとつの貢献は、とても大切なものです。
そして、クレジットへの掲載は貢献の大きさを示すものではなく、ひとつひとつの貢献への感謝を表すものです。

ですから、「どこをどれだけ担当したから偉い」「同列扱いは手柄の横取り」ということは考えないようにしましょう。

打ち合わせについて

打ち合わせは専用IRCサーバーの#OPAP-MTGチャンネルで行う

詳細は、IRC利用ガイドをご覧下さい。


IRCチャットで行われる定例打ち合わせに参加する

定例打ち合わせの日程はチーム毎に定めます。 定例打ち合わせは、担当作業を行うモチベーションにもなりますので、可能な限りご参加をお願いします。もし都合により参加できない場合は、事前に掲示板やTwitter等でお知らせ下さい。場合によっては、一人ぼっちで寂しく打ち合わせすることになる場合があるためです。


打ち合わせにはSkypeを使用しない

個人間の連絡にSkypeを使用されるのは自由ですが、打ち合わせは必ずIRCを使用して下さい。 これは、打ち合わせの過程はすべてログに残したいと考えているためです。

Skypeグループは確かに便利な機能ですが参加以前の過去ログを参照することができず、アクセス性も低いため使用しません。


メンバー資格について

事前の予告なく90日を超えて音信不通となった場合は、「幽霊メンバー」になる

最後の連絡から90日を超えて音信不通となった場合は、その資格を「幽霊メンバ−」とします。


このページの内容を遵守せず、著しく逸脱した言動を繰り返し、なおかつ、警告を行っても改善が行われない場合は、メンバー資格を剥奪することがある

基本的にそのようなことが発生することは考えたくありませんが、このような場合は、協議の上、代表権限または副代表権限においてメンバー資格を剥奪することがあります。