Opap Process Animation Project Japan

OPAP-JP 貢献者ライセンス同意書 (Version 1.0)

OPAP-JPは「オープンなアニメを通じて知識を共有すること」を目的とする団体です。

OPAP-JPは、オープンソース方式でアニメーション、ソフトウェア等の創作物(以下「作品」といいます)を制作します。したがって作品は、オープンソースライセンスに規定されている条件に従い、制作、頒布、利用されることとなります。

オープンソースライセンスには色々なものがありますが、全世界のあらゆる人や企業に対して、無償で、適用対象の自由な利用、複製、頒布等を許容する、法的な効力のある文書であることは共通しています。つまり、OPAP-JPに参加して何らかの制作活動やその他の貢献を行い、そこに成果物が生まれた場合には、その成果物は、全世界的に、無償で、自由な利用が認められることになります。貢献された方は、その貢献があったという実績が残せることの他には、成果物の利用に対して対価を求めたり、作品の利用を禁止したり、修正を制限したりすることはできません。OPAP-JPに貢献者として参加するにあたっては、このことを十分に理解していただく必要があります。

作品制作における貢献は随時発生するため、その都度、貢献者にオープンソースライセンスが適用されることの確認を取ることは困難です。そこで、この文書をご確認いただくことにより、今後あなたが貢献者として貢献した成果に対して、自動的にオープンソースライセンスが適用されることを、確認し、了承していただくことが必要です。

また、オープンソースライセンスは適用される対象やその時々の状況によって、随時変更を加える必要が生じます。法的には共同して制作された成果物のライセンスの変更は、関与した貢献者全員の同意が必要です。もっとも、オープンソース方式での制作活動においては、多数の方が関与します。そのため、貢献者全員の同意を都度取り付けることは事実上困難です。そうなると、状況に応じたライセンス変更が困難となり、せっかくの作品活用の機会が失われることもあり得ます。そこで、この文書により、OPAP-JPの総会の特別決議によって、ライセンスを変更することが決議された場合には、貢献者が行った貢献に適用されるライセンスが、その決議に従って変更される事を、確認、了承していただきます。

法的な事項は皆さんにとってあまりなじみがなく、取っつきにくいものだと思います。もっとも、生み出された作品の自由を守り、かつ、末永く価値を持ち続けさせるためには、必須となる手順です。OPAP-JPの活動趣旨とこの文書の趣旨をご理解いただいて、ご了承いただきますよう、お願いいたします。

貢献者確認事項

私はOPAP-JPに貢献者として貢献するにあたり、以下の事項を確認し、同意していることを、ここに表明します。

  1. 貢献を行う際には、貢献対象である作品に適用するとされているライセンスを確認します。
  2. 私の貢献にそのライセンス条件が適用されることに同意できる場合のみ、貢献を行います。
  3. 私の貢献によって生じた成果物について当該ライセンスを適用します。
  4. 貢献対象である作品に適用されるライセンスを変更する旨が、OPAP-JPの総会の特別決議により決議された場合には、変更後のライセンスを、私の成果物に適用します。
  5. 貢献を行うに際してはOPAP-JPの定款を確認し、私がOPAP-JPにおいてどのような権利や立場を有しているかの確認をします。